☆この記事はmisskeyサーバー「ゲームすきー」で開催されている「ゲーム紹介アドベントカレンダー」に参加している記事です。
こんにちは。浅瀬シャロ――a.k.a.(またの名を)キャプテン浅瀬です。
突然だが、ザリガニ各位は「車いすバスケ」をご存じだろうか。おとなしいと思われがちな車いすのイメージとは裏腹に、格闘技とも比喩される、激しい攻防が繰り広げられるスポーツである。
そして、それをモチーフにしたとてもかっこいいゲームがあることも、ご存じだろうか?
それが「Drag x Drive」。Nintendo Switch2専用ダウンロードソフトである。
Joy-Con2のマウス機能を用いた、車いすを漕いだり、シュートをしたりといった直感的な操作。
ハーフパイプを用いたダンクシュートやバニーホップ(ジャンプ)などのトリックや、ストリート系の雰囲気を取り入れたアクションやアートワーク、BGMのかっこよさ。
そして、システム上において、勝ち負けで増減するランクマッチのランクのような、負けて失うものがない、あったかい世界。
詳しくは筆者が以前執筆したこちらの記事にゆだねることにする。(ゲーム紹介のアドベントカレンダーなのにゲームを記事内で紹介しないとは)
https://epara.jp/dragxdrive-asase-250907/
さて、このゲームを通して、新たに素敵な思い出が1つできたので、今回はそれを共有する機会とさせてほしい。
東京ビッグサイト、2025年10月5日。
私は任天堂の公式イベント・Nintendo Live 2025の2日目の抽選に当たり、一般入場できることになった。
その中でも私が目当てにしていたのは、車いすバスケをモチーフにしたゲーム「Drag x Drive」(以下DxD)の「2連勝チャレンジ」!
つまるところ準決勝と決勝があって、決勝戦だけ配信台になっているランダム3on3のミニトーナメントである。
DxD史上初のオフラインイベントに行きたい!そしてDxD初の公式グッズであるリストバンドが欲しい!
でも2連勝出来なかったら何にももらえない……それなりの交通費を払ってビッグサイトに行っても徒労に終わるのでは?前日の朝まで迷っていた。
でも、私の旅路を思い返してみると。
私はEVO Japan 2025に優勝賞金のために出たのか?「スト6」の対戦会にマスター級の熟練ファイターたちを蹴散らすために行くのか?
そんなわけはない!
私は忘れていた。楽しいから行くのだ。同じものが好きな、知らない誰かと出会って、ゲームを通してコミュニケーションをしたいのだ。
それに、私の知り合いの熟練プレイヤーたちが落選してしまったのも知っている。そんな中でせっかく当選した私が「勝てないかもしれないので行きません」はだいぶ贅沢な悩みだし、日和ってる。
前日は、数時間かけて残っていたトロフィーを全部回収した。配信に乗れれば話のタネにできるだろうし。(隠し実績はまだですが、とりあえずね)
会場には早期入場で11時過ぎに入場。DxDの体験に来た人たちの試合を観戦したり、ピクミン探しのミニゲームをするために会場をうろうろしたりした。
そうして自分が整理券を取れる時間になったら真っ先にDxDの整理券を取り、自分がプレイする順番を待った。
12人集まった参加者が6人ごとに分けられ、くじ引きでチームのメンツを決めて1回戦に。さて、ここで衝撃的なことが起こる。
昨日2連勝チャレンジの配信を見ていた限り、ほとんどの人が初心者で、経験者はいてもせいぜい決勝2チーム中1チームに1人いるかどうか。
この準決勝では、相手のチームにも経験者が1人いたのだ。
私と組むことになったチームメイトの2人はとても気さくな方だった。
私が経験者であることを伝えるととても嬉しそうにされていて、私にアドバイスを求めたり、「頼りにしています!」と私を激励したりしてくれた。
なんでも、メンバーの1人は受験生なのだとか。私も初代「Splatoon」が発売されたとき受験生で、受験が終わるまでSplatoonを遊ばなかったことを思い出した。……うわあ、責任重大だぞ。チームメンバーになった2人にもリストバンドと楽しい思い出を持って帰ってもらいたい!
1回戦のブースにはレクチャー係のスタッフがプレイヤー1人に対して1人ずつ待機しており、基本操作のレクチャーを受けられた。(ちなみに私に対しては、経験者だと伝えたため特にレクチャーはなかった)
練習試合でウォーミングアップ。練習試合では14点近いポイントを稼ぎ圧勝。
ところが第1試合では、序盤の動きがうまくいかず、相手チームにトリックありの先制点を奪われてしまった。
気合を入れて推しキャラのパーカーを羽織ってきたのに、配信にも映らずここで沈むのか!?そう考えると怖くなって、私に信頼を寄せているチームメンバーにも申し訳なくなって、Joy-Con2とマウスパッドを置いている膝がガクガク震えた。
それでもあきらめず、必死でディフェンスをし、バニーホップ(ジャンプ)でけん制。メンバーと協力し、堅実に得点を重ねた。
おかげで、1回戦をなんとか突破することができた。
そしていよいよ2回戦。私たちが配信に映る。私は、事前にイメージしていた通りに受け答えするだけ。面接かよ。ガッチガチじゃねえか。
Q: DxDのご経験は?
A: 20時間ほど。トロフィーも全部取っています
Q: 1回戦の手ごたえは?
A: 相手チームにも経験者がいてとても緊張しましたが……頑張りました。
Q: DxD以外には何のゲームを?
A: スト……格ゲーを嗜んでいます。
Q: 意気込みは?
A: ここまで来たらチームの皆さんと勝利をつかみたいです!
ちなみに、配信で観戦してくれていたザリガニ(「ゲームすきー」のユーザー)やXのフォロワーたちからは「スト……格ゲーを嗜んでいます」という受け答えが大好評だった。(「スト6」は、2025年10月時点で700時間もやっているライフワークのようなゲームです。さらに私が羽織っていたのは「スト6」の持ちキャラの衣装をモチーフにした輸入費と合わせて3万円したパーカー。わかる人にはわかってしまうとんでもなく気合が入ったグッズです)
そして、私と組んだ仲間の1人がインタビューの中で、意気込みを聞かれて、「キャプテンが全部やってくれるのでフォローを頑張る」と。もう1人も「あとはキャプテンに任せる」と続いた。
「キャプテン」だって。照れくさいね。これが実況の方にもハマったようで、実況でもずっと私は「キャプテン」と呼ばれていた。
対戦開始。スローインをいきなりキャッチするも、相手のタックルが決まってボールを落とした。
パスをカットし、すぐさまスティール。バニーホップを交えたトリックシュート。
私の3Pシュートやダンクが失敗しても、すぐに味方がリバウンドを拾い、次のシュートにつなぐ。そんな中で、なんと味方もダンクに挑戦してくれた。リバウンドは私がすぐさま拾ってシュート。「キャプテンがいるから大技に挑めるという気概が感じられる」と実況も語った。
さて、その2回戦の様子は、こちらの配信アーカイブを再生すると見られる。(再生すると私の出番から始まります)
そしてその結果は――勝利!私たちは無事にお目当てのリストバンドを勝ち取ることができた。きっと私1人じゃ勝ち取れなかった勝利だろうな。
嬉しかったことは、「キャプテン」と私を信頼する声に恥じない活躍ができたことだ。
私のみならずチームのメンバー全員が1回以上ゴールを決められたということ。即席チームだったが、100%私頼りの一方的な展開にならず、互いを信頼しチームワークを十全に発揮できた。
チームメイトはもちろんのこと、「ゲームすきー」のタイムラインには私たちを配信で観戦し応援する投稿や、称賛する投稿が続いていた。Xでも結果を報告し、配信で観戦していたたくさんのフォロワーに祝福のコメントをいただいた。私を応援してくれた皆さまにも、ありがとうございます。
私と組んだ2人にとっても、楽しい思い出になっていてくれれば嬉しい。
あの2人とも、またいつかランダムパークで会えたりしないだろうか?私は待っています。